ピヨピヨとぼく

うちの動物たちと家族とのふれあい

カラスに襲われた思い出

私が中学2年生の時(もう○十年も前)、当時私が入っていた運動部は朝練があり、その日も自転車で学校に向かっていました。

通学路の途中には十字路の角に墓地(子どもの頃に木登りした思い出がある)があり、丁度そこに差しかかった時、目の上前方の視界にヒラリとする陰が見えました。そして次の瞬間、ヘルメットを被った私の頭の上にトンッという衝撃が。続いて自転車のカゴに乗ったそいつは、最近墓地近くのゴミ集積所のゴミを荒らすカラス。自転車を揺らして追い払おうとしても、すぐに舞い戻り今度は自転車の荷台に乗るという事を何度も繰り返したため、私は恐怖におののいたのでした。時間にして5〜10分程でしたが、いつも時間ギリギリの私はその日朝練に遅刻をしてしまいました。
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私は夫と違い、昔から余裕を持って行動する事が出来ない子供でした。(今もですが(苦笑))この日も10〜15分早く登校していればこんな事にはならなかったのに。まずいぞ、遅刻、叱られる。(私が入部していた運動部の顧問は、とても厳しく、他の生徒達から怖がられていました。)とにかく正直に遅れた理由を言おう。(顧問に理由聞かれてるし)

私は正直に「カラスに襲われたんです~」泣きべそをかきながらそう言うと、「そんなバカな事あるか!嘘をつくんじゃない!」と顧問が一喝。「嘘じゃないです~」と言っても、信じてくれませんでした。ひどい!純真な中学生女子の心はとても傷付きました。

部活の顧問はもちろん恨みましたが、もう一人恨んだやつが居ります。当時同じクラスメイトだった男子のN島君、私がカラスに襲われていたその現場を素通りして行ったヒヨッた奴、男子の風上にも置けないです。

・・・カラスと中学校の登校時そして朝の部活には、そんな思い出があります。