ピヨピヨとぼく

うちの動物たちと家族とのふれあい

夜中のグレードピレニーズ

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うちの柴ワンコがまだ1歳になる前の頃、朝と夜は私が、昼と夕方は面倒見の良い義父が散歩をしていました。

この頃、私が帰宅するのがとても遅く、9時や10時に夜の散歩に行くことが度々あったそんなある日の事です。

いつもの道の散歩を始めて30メートル程歩いた所で、真っ暗な道の向こうから何か白いものが近付いて来るのに気が付きました。何だろうと立ち止まって目を凝らすと、ものすごく大きな白いワンコがタタッと駆け出して来たのです。放し飼い?どこかのうちのワンコが逃げ出した?とにかく今まで見たことが無い大きさのワンコなのです。(秋田犬よりデカイ!)うちのワンコと闘いになったら、うちの柴ワンコ絶対死んでしまう。私も噛まれて大怪我するかも!豆柴では無い普通の大きさのうちの柴ワンコは、まあまあな重さだけど(今よりは痩せていた)両手で抱き上げ、「さあ、お家帰ろっか~、ちょっと早いけどね、またね〜、ばいばーい」と言いながら、何気ない様子を装い目を合わせないようにして家に帰りました。一番接近したのは、抱っこしたうちの柴ワンコのお尻付近に顔を近付けて匂いを嗅いでいた時でした。今思えば、もしかしたら優しいワンコだったかもしれませんが、夜中の放し飼いの特大ワンコは流石に怖過ぎました。

後で、ワンコ辞典を調べてみましたよ。恐らく、あの白い特大ワンコは「グレートピレニーズ」だったと思われます。

この日以来、夜中の散歩は恐くなったので、やめました。